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サンフランシスコから帰国。住み慣れた日本で奮闘する日々を紹介しています。


by olivexolivejp
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自動車免許の取得のお話 1

こちらで暮す私たち日本人も、カリフォルニアの運転免許証を取得することができます。
と、いうより取得しなくてはいけないようです。カリフォルニアでの国際免許有効期限は、10日間とも3週間とも言われています。正確にはわからないのですが、とにかく決して長くはないので、観光旅行で数日の渡米をされる以外は、早々にDMVに行かれた方がよいと思います。

私は、去年の8月に無事、免許証を取得しました。
こちらの免許取得過程は、とっても簡単です。
日本のように、「自動車学校」のようなものはありません。自動車免許を取得するのに、大金をはたく必要がないのです。

カリフォルニアでは、Department of Motor Vehicle (通称 DMV)に行って、「Written Test(筆記試験) 」「Driving Test(運転試験)」を受けるだけです。
・・・受けるだけ。と言いましても、そのテストが曲者なのですが☆

私は、SantaClara(サンタ・クララ)のDMV(運転試験場)で取得しました。
私の住む町・Belmontの近くには、他にもSanMateo(サンマテオ)やRedwoodCity(レッドウッド・シティ)のDMVがあるのですが、それらの試験場は、とにかく混みますっ!
筆記試験を受けるのにも3時間~5時間待ち。また運転試験は予約をとるのに、一ヶ月待ちと言われています。
その点、SantaClaraは比較的空いていて、運転試験は翌日には予約が取れるという迅速さ。私の家から少し離れているのですが、なんのそのっ。です。

それではここ、で少し 試験受験の様子をご紹介します。
DMVを入ってすぐ受付があります。(始めは特に予約は必要ありません)
受付を済ませると、早速「Written Test(筆記テスト)」です。
試験用紙を受け取るとその足で、筆記テストを受ける前に、免許に貼る写真を取られるのですが、アメリカの証明写真は”笑顔”が基本!
カメラを構えた係り員の方も、「はい、笑って!」と言ってくれます。とにかくテンションが高く、声が大きいです。^^;
私もついニッコリ。
係り員さんは、「もっと笑ってぇ!」と言うので、私もさらにニッコリ。
するとトタンに、「動かないでぇっ!!」
・・・どないやねん。

さて、いよいよ「Written Test(筆記テスト)」です。
これは、日本語で受けることができます。英文を直訳しているので、多々おかしな日本語もあるので、”よけい混乱するわよ!”。
と英語ペラペラの日本人のお友達に以前言われたことがありますが、英語で受けるより、ずっとまともな解釈ができるため、私は迷わず日本語で申請しました。^^;

筆記テストの問題は、カリフォルニアの交通ルールが出題されます。
アメリカでは、州によって交通ルールが違うのだそうです。
例えば、カリフォルニアのサンフランは急な坂が多いので、”坂の途中の駐車方法”について問題が出題されます。坂といっても想像を絶する坂ですから・・・。
またアリゾナ州など、なーんにもない所(こりゃ失敬☆)の試験問題では、”原野(ほとんど砂漠)の中で車が故障したらどうすべきか”といった問題が出題されるそうです。
はい。なんとも実用的です。どちらも死活問題なのですからね。

一方、問題の中には、”ちょっとぉ、まじめに出題してる?”と疑うようなものもあります・・・。


<問>
運転していて眠くなり、どうしても寝てしまいそうな時、どうすべきですか?

a.冷房を入れてコーヒーを飲む
b.窓を開けて、ラジオの音を大きくする
c..高速道路から横に離れて休息する


答えはもちろん「 c 」です。

ちなみに、この「筆記テスト」を”Witten Test"と呼びますが、私は、ずーっと”Writting Test"だと思っていました。
よくよく考えてみれば、”Writing Test”だとオカシイんですよね^^;
この場合、「英語の書き方テスト」ではなく「紙に書かれた(交通ルールの)テスト(=ペーパーテスト)」なのですから。
受付で、


I'd like to take a writting test.
(”書き方テスト”を受けたいんですが)


と言ったら、「はぁ?」と言われました。
う~ん、誰もが間違える、初歩のミスだと思いませんか??^^;
by olivexolivejp | 2005-04-28 05:10 | サンフランの生活