サンフランシスコから帰国。住み慣れた日本で奮闘する日々を紹介しています。


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Strength & Conditioning Coach

c0059191_5123830.jpg”日本で仕事をする”旦那ちゃんのために、お友達、上司、かつての同僚が集まってくれました。
旦那ちゃんが今のトレーニングセンターで働き始めて6年。当時の上司だったJohn(ジョン)は、今はNBA、Golden State Warriors(ゴールデンステーツ・ウォーリアーズ)のStrength & Conditioning Coach(ストレングス&コンディショニング コーチ)。 旦那ちゃんは、このJohnに ”Strength & Conditioning Coach と Trainer (トレーナー)の違い” ”Strength & Conditioning Coach としての在り方” を教えられた。といいます。

日本では、まだまだ認知度が低い 「Strength & Conditioning Coach」 という職種。よく「トレーナー」と一括りにして呼ばれてしまうのですが、アメリカではまったく違う専門職なのです。
私たちは日本で、フィットネスクラブなどマシーンの使い方や自分にあった運動プログラムを考えてくれる人を ”トレーナー” と呼んでいます。またプロ野球選手をプライベートでサポートしているのも、”トレーナー” さん。でも実際は、それぞれ細分化された専門分野があるのです。

アメリカでは、一人のスポーツ選手に対して、Team(チーム)を組んでサポートするのが一般的なのだそうです。
”Dr.(医者)” ”Psychologist(心理学者)” ”Nutritionist(栄養士)” ”Strength & Conditioning Coach(ストレングス&
コンディショニング コーチ)” ”Athletic trainer (アスレチック トレーナー)”。
彼らは自分達の専門分野をプロ意識のもと遂行します。基本的に専門分野以外のことは、他の専門スタッフに任せ、領域を侵すことはありません。情報の共有、引継ぎなどをしっかりと行い、”分業”と”協同’が確立されているのです。
アメリカのスポーツ分野では、これが常識なのだそうです。選手も違和感(”たらい回しにされているわ”という感情)はありません。 プロスポーツに限らず、高校、大学でのクラブ活動においても同じです。

そして、よく間違えられるのが、このTeam 構成の中の、”Strength & Conditioning Coach” と ”Athletic trainer” です。
こういったスポーツ分野におけるシステムの中で、旦那ちゃんが携わる ”Strength & Conditioning Coach” という専門職は、明らかに、” Trainer(トレーナー)” さんとは目的も仕事内容も異なるものなのだそうです。
日本にも徐々に、こういった専門職における協同プログラムが浸透しつつあるようですが、まだまだ区別がなく、一人の ”トレーナー” と呼ばれる人が両方を担っています。そうなると、当然専門性は薄れ、”スポーツ能力向上のためのトレーニング” という目的が達成されにくくなってしまいます。

今、日本のスポーツ業界は、”Strength & Conditioning Coach” という専門職を強く必要としています。(・・・のハズっ!!)
旦那ちゃんが活躍する日は、そう遠くはありませんっ。(・・・のハズっ!!)


c0059191_5143369.jpgその日、一緒に汗を流し、語らい合った旦那ちゃんの同僚・上司が旦那ちゃんの新しい門出に、
忙しいスケジュールを垣間ぬって駆けつけてくれました。John以外にも、Stanford University(スタンフォード大学)バスケットボールチームで Coach として働く J.P.(ジェイ・ピー)。旦那ちゃんの働くトレーニングセンターのオーナー、Mr.Rickes(ライケスさん)、そして同僚、Manny(マニー)、Sione(スィオーニ)。みんなスポーツが大好きで、スポーツに関わる
生活、仕事が大好きな人たち。美味しいワインやブランデーを飲み交わしながら、咲く話の花は、”トレーニング” や ”体の動き” のことばかり。^^;
大きな体の男達は、大きな声で、いつまでもいつまでも、話題が尽きることなく、語り合っていました。

帰り道、すっかり酔っ払いの旦那ちゃんを助手席に乗せて、運転手は私。
楽しかった時間の余韻に浸っていた旦那ちゃんは、しばらくすると、何も話さなくなりました。6年間の友との生活を振り返っているのか、今の自分を当時想像もしなかっただろう、それ以上前の自分を懐古しているのか。または、これからの日本での仕事を想い描いているのか。
ちょっと淋しいような、でもある決意した強い眼差しで、走り去る夜の街を遠くじっと眺めていました。
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by olivexolivejp | 2005-09-02 05:05 | サンフランの生活